総合IR報告書とは
企業の長期的な価値の戦略・方針を伝えるレポートです。
企業の存在目的や将来の方向性を投資家や株主にむけてまとめたものです。
財務指標や財務諸表を中心としたIR報告書が上場企業では標準的な形でしたが、社会・環境・セキュリティ・企業統治からなるESGを考えない経営会社が世の中から非難され企業価値が急落して損失を与えてしまうことも起きてきました。
よって、財務情報だけのIR報告書ではなく「ESG投資」「SDGs」が注目されてこれらを含めた総合(IR)報告書が投資家や株主から求められるようになってきています。
総合IR報告書で制作するコンテンツの作り方
写真撮影してきたIR報告書のコンテンツの内容は大きく分けて2つになります。
1、財務情報
・財務ハイライト
・財務諸表
・財務指標
・各種セグメント情報
2、非財務情報
・ESG
・SDGs
・知的財産
財務情報とは、PLやBSなど財務情報そのものからそこから計算出されるさまざまな指標など経営状況を示すものです。
いわゆる経営状況の成績表ともいえます。
いっぽう非財務情報は、経営者の理念やメッセージ、経営者の能力、技術開発力、人材リソース、サプライチェーン、広報マーケティングなど形に見えない資産もふくまれる知的財産と、
環境・社会・ガバナンスにおけるリスク・リターン・インパクトの視点から企業の持続的な成長を伝える施策、それにより生まれる長期的価値また社内コミュニケーションとしても有効なESG。 近年多くの企業が持続可能な社会への目標として取り組むSDGs活動などの内容になります。
要点としては、「メッセージ」「事例」「企業の成長シナリオ」「わかりやすさ」です。
CSR報告書制作の写真撮影
(CSR報告書とは企業理念にもとづき果たすべき社会的責任にたいする取り組みや姿勢をまとめたもの)
こちらは過去に撮影したCSR報告書です。
取り組みや姿勢をわかりやすく制作されています。
総合IR報告書のメリット
投資家や株主を対象に作られてきたものは、「アニュアルレポート」と「CSR報告書」がありました。
これからの企業は、財務情報・非財務情報の総合的要素を投資家や株主はもちろん、社員・取引先・社会にむけて対話するIR活動にすることで費用対効果の高いものにすることができます。 実際にn社のレポートではIRがすぐれた企業は企業株価において企業評価が7割高い傾向があると発表されています。
・TOP
・人物写真
・静物写真
・建築写真