ガラスや光のものの写真撮影は
写真撮影をする中で、ジュエリーやガラスの撮影はなかなか難しい。 素材が美しく表面のテクスチャーが鏡面光沢であったり、細かい装飾のカッティングやカーブ・うねりがついた商品などは周りのいろいろなものが写り込んでしまう。
ガラス素材そのものの演出・表現のポイント
ガラスのグラスやオブジェなどガラス素材そのものを写真撮影するときは、写り込みに加え、透けた向こうの背景も計算し考慮しなければいけない。
- ガラスに当たる光
- 写り込む周りの光
- 透けた向こうの光
の3つの光の演出がガラス素材を撮影する上では大事なポイントとなってくる。
ビルの外壁に利用されるガラス
現代、ビルの外壁はガラスが使われることが多くなって、オフィス街の写真を撮るとガラスの写り込みと輝きがキラキラしていてきれいです。
ビルの外壁にガラスが使われた最初の頃は、建築設計士の夢でもあり憧れの建築であったようです。 だが安全性や耐久性などのさまざまな課題が残っていた。 ガラスをフレームにはめると、揺れや歪みに対してフレームが直接すべての軸に動きをガラスに伝えてしまう。 現代のガラスの施工は、ガラスを点や部分的な接点でビルの外側にとめている。 その技術がフレームレスであったり、曲線的であったり、幾何学的なガラスの外壁など自由な設計デザインを可能にしている。
ガラスの大手企業の新しい取り組み
ガラスの大手メーカーAGC様のショールームで新しいガラスの演出・技術が展示されている。 ガラスの間にフィルムを入れ、その光り方をコントロールすることで透明ガラス-->乳白色ガラスへと変化させ、ガラスに表示されている文字を見やすくする調光ガラス。 センサーと合わせて案内板などにも利用方法は広がる。
調光ガラスを障子の和紙の代わりに使ったアイデア商品は、庭園を売りにしている料亭や旅館・ホテルなどに利用できそうです。
鏡と映像モニターを合わせた鏡ガラスはアニメと色のモーションが鏡の中に映し出されていた。 そのほかスマホに使われる極薄のガラスやガラススピーカー・カラー装飾のガラスなど現代にいろいろな場面で新しいガラス素材が利用されている。
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