室内で商品撮影の朝の雰囲気、夕方の雰囲気、夜の雰囲気を演出する
商品を撮影する時間にさわやかな朝日が窓から必ず入ってくるとは限りません。撮影スタジオに入り込み撮影のスケジュールによっては夜中に朝のような雰囲気を作って撮影したり、昼間に夕方のシーンを撮影したりします。 窓の外の景色や光・色も大事ですが、小物や家具なども雰囲気作りにはたいせつです。
商品撮影・物撮りの背景に馴染む小物選び
商品撮影をする時に背景に何を選ぶかで写真の雰囲気はガラリと変わってきます。 思っていた背景がその場にあるのであればそこを綺麗にして商品を置いて写真を撮ればいいのですが、イメージに合う場所がない時や撮影スタジオで撮影する時は、スタイリストにお願いするか事前に準備して、背景に小物などを置いて雰囲気を作って写真を撮影します。
(小物選びのポイント)
撮影写真の全体のトーンを考え、主役の邪魔をしないようにしましょう。 主役商品より派手であったりカラフルで目立つ色だと人は自然とそちらへ目線がいってしまいます。 演出で大事なのは主役をよく見せることです。 色のトーンを合わせつつもほんの少し控えめなものにしてみましょう。
どんな雰囲気が良いか選ぶ
物(商品)がどのような機能や特徴かで使用されるシーンを設定します。スキンケア・ヘアケア・化粧品など商品開発でどのようなお客様に向けて作られたかコンセプトをしっかりとつかみ、そのシーンの中から場所は外なのか内なのか、昼なのか夜なのか、日本なのか海外なのか、近代的なのか古代的なのかと詳細を抽出して商品撮影・物撮りをどんな雰囲気にするのか決定します。
商品撮影の効果的なエフェクト
商品撮影の雰囲気の設定が終われば、必要であればそこにエフェクトを加えます。
夜には暗くなった背景演出が必要ですし、それだけではつまらなければ暖色系のランプなどを置けば演出効果が出ます。 窓の外に流行の街のネオンサインもいいですね。 朝であれば窓から差し込む光が揺れるカーテンに当たっているのも効果的な演出です。
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