写真撮影ノート

フォトグラファー上飯坂真

LEDディスプレイ・サイネージで裸眼3D映像を実現:展示会でも使える視覚効果

街中の広告表現はますます進化しています。従来の平面的な看板から、デジタルサイネージやLEDビジョンなど、よりダイナミックで目を引くものへと変化しています。そして今、その進化の最先端として注目されているのが、屋外L型サイネージを活用した裸眼3D映像コンテンツです。

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裸眼3D映像とは?

裸眼3D映像とは、専用のメガネなどを必要とせず、裸眼で立体的な映像を楽しめる技術です。これは、人間の視覚特性を利用した錯視効果によって実現されます。

 

屋内外L型サイネージとの相性の良さ

L型サイネージは、その形状を活かして、展示会や屋外の通行者の視線を自然と捉えることができます。さらに、裸眼3D映像との組み合わせることで、より一層のインパクトを与えることができます。

具体的には、以下の点が挙げられます。

  • 奥行きのある立体的な表現:L型サイネージの角を利用することで、より奥行きのある立体的な映像表現が可能になります。
  • 視線誘導効果:裸眼3D映像の持つ視覚効果によって、通行者の視線を自然と誘導することができます。
  • 訴求力の向上:商品やサービスをよりリアルに表現することで、訴求力を高めることができます。

 

制作のポイントと課題

裸眼3D映像コンテンツ制作には、通常の映像コンテンツ制作とは異なるポイントと課題があります。

制作ポイント

  • 見る角度を意識した映像制作:裸眼3D映像は、見る角度によって見え方が異なるため、見る角度を意識した映像制作が必要です。
  • 視覚効果の調整:演出やエフェクトを活かした、効果的な視覚効果の調整が必要です。

課題

  • 設置場所の制限:裸眼3D映像は、見る角度が限定されるため、設置場所を3DCGなどで計算し考慮する必要があります。 ビルの上など高さが上がると角度のズレが少なくなるので精度が上がります。
  • 制作コスト:裸眼3D映像コンテンツ制作には、通常の映像コンテンツ制作よりも高いコストがかかります。
左が正しい角度から見た絵、右が想定外の角度から見た絵

裸眼3D映像コンテンツの活用例

裸眼3D映像コンテンツは、様々な場面で活用することができます。以下は、その一例です。

  • 商業施設:商品やサービスをより魅力的に表現することで、購買意欲を高めることができます。
  • 展示会イベント会場:イベントの雰囲気を盛り上げ、来場者の記憶に残る演出を行うことができます。
  • 公共施設:観光案内や防災情報などをわかりやすく伝えることができます。

 

未来の可能性

裸眼3D映像技術は、まだ発展途上ですが、今後ますます進化していくことが期待されています。将来的には、よりリアルで高精細な映像表現が可能となり、屋外広告だけでなく、エンターテイメントや教育など、様々な分野で活用されることが考えられます。

L型サイネージと裸眼3D映像の組み合わせは、屋外広告の魅力的なエンターテインメント性を創造していくものです。今後、街中の様々な場所で、通行者を魅了する裸眼3D映像コンテンツが登場していくことでしょう。

 

 

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