写真撮影ノート

フォトグラファー上飯坂真

撮影ディレクションと撮影スケジュールフロー

撮影ディレクションと撮影スケジュールフロー

撮影ディレクション


人物の撮影から商品撮影、イベントの撮影など行なっています。 

はじめて広報・マーケティング担当になった人やウェブ制作のディレクターになったけど撮影ディレクションが苦手といった人から撮影相談もいただきます。

撮影の事前に必要な準備は想像以上にたくさんありますが、クリエイティブ制作を成功させるにはとても重要なので事前準備・撮影フローをまとめてみました。

 

プレゼン提案

制作のスケジュール

提案資料(デザイン・構成・コミット)

関連スタッフの手配(カメラマン・スタイリスト・モデル・ヘアメイック・コーディネーター)

撮影場所決定(ロケ地・スタジオ)

 

  ▼ 

撮影準備

資料制作(撮影ラフ・デザインラフ・工程表・参考資料)

備品手配(小物雑貨・ドリンク・昼食・商品)

スタッフ事前打ち合わせ

撮影許可

 

  ▼ 

撮影

搬入・スタッフ入り

準備(撮影機材セット・大道具セット・スタイリング・現状復帰用確認・レンタルリスト)

撮影(撮影進行管理・内容確認)

片付け(撤収・現状復帰)

 

  ▼ 

制作

画像セレクト

デザイン制作

最終チェック

 

 

 

撮影工程表サンプル

撮影工程表

1、プレゼン提案では制作の目的・ソリューションをしっかりと伝えましょう。

 企業理念や創業の思いなど企業ブランディングの芯となるものをまずはしっかり決めてそれにそって準備するのがよいでしょう。

 

2、使用する媒体、完成のラフプランを共有する。

 全体のイメージと各コンテンツにどのような写真を入れたいかということをラフでいいので決めていきます。

 

3、各スタッフの動きと物品の動きをイメージして撮影工程表を作成しましょう。

  関連スタッフのキャスティグリスト(カメラマン・スタイリスト・モデル・ヘアメイック・コーディネーター)と準備するものリスト・レンタルリストがそろいましたら、全体の流れの中に人の動きと物の動きをイメージして工程表を作成しましょう。 物の動きにボトルネックがあると人が待機することにもなりますので両方をうまく配置しましょう。

 

4、 当日の撮影フローを制作サイドの調整と接客サイドの調整を担当をキャスティングして管理しましょう。

  クリエイティブに集中しすぎてクライアント側の考えや俯瞰視した考えが薄くなってしまうこともありますので注意が必要です。

 

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