紳士の遊びフライフィッシングの写真撮影 〜カメラマンの写真撮影ノート〜
フライフィッシングとは
フライフィッシングとは、ウキとエサを使った釣りや魚の形をしたルアーを使った釣りとも違う独特の釣りの形である。
だいたいの釣りは釣竿に細い糸をつけて先に針もしくはルアーをつけるのだが、フライフィッシングでは釣竿に太くて少し重いゴムのような糸をつけてムチのように振って、先端につけた蚊やカゲロウのような軽い疑似餌を飛ばして釣るスタイルである。
ブラッド・ピッドが主演の映画「リバー・ランズ・スルー・イット」をイメージされる方もいると思いますがまさにあの形です。
もともと英国の紳士の遊びで始まり、それぞれの国や川や魚によってスタイルがアレンジされていきました。
フライフィッシングのおもしろいところは、川の生態系を学び、魚の習性・行動を知り、餌の羽虫・昆虫の季節・習性・成長を知り、山菜や森林など季節と自然を楽しめることです。
少し最初は入りづらくむずかしいところもありますが、奥深いアウトドアのアクティビティです。
雑誌の表紙の撮影
いままでやってきた雑誌の表紙の撮影です。
フライフィッシングの写真撮影は基本的にアウトドアフィールドの渓流で撮影しています。
ウェーダーという濡れないズボン(腰までの長靴のような)を履いて、撮影機材を背負っての撮影はなんどか機材を川に落としそうにもなりました。
登山や沢登りもするので、だんだんと渓流での撮影は登山の準備プラス沢登りのスタイルになっています。
沢登りはこちら(別サイト)
管理釣り場での撮影は自然渓流のような雰囲気を写真で表現できないですが、 キャスティングの方法や魚が確実にいるので魚の習性を撮影したり入門編の記事などで行います。
キャスティング
フライフィッシングでキャスティングという竿を振ってフライライン(太い糸)をムチのように美しい弧を描きながらループをつくる仕草は簡単なようでなかなか難しい。
先端のフライを正確な位置に落とすためにループを細くしたり太くしたり、またはずらしてねじったりもさせるのである。 キャスティングだけの大会もあるくらいだ。
海のフライフィッシング
フライフィッシングは川でやるものだと思っていたら、なんと四国の高知県のさらに沖にある柏島で海のフライフィッシングの撮影に行ってきました。
まだ暗いうちに渡しの漁船に乗り到着したのは、12畳くらいの海から出た岩に鉄の棒が一本の沖磯でした! 機材を降ろすこともできないので背負ったまま釣り(撮影)スタート。
朝マズメでだんだんと明けてくる東の空と釣り人のシルエットがとても美しかったです。
ヒラスズキをはじめ3、4種類の魚が釣れて海でのフライフィッシングに感動した四国遠征撮影旅行でした。
フライフィッシングの道具
フライフィッシングにはいろいろと道具があります。
釣竿にリール、フライラインとリーダー・ティペット、そして疑似餌のフライ。
道具に凝る人は、竹竿を使用したり皮の小道具などを揃えています。
フライ(小物)写真はマクロレンズで撮影
道具の撮影でフライの撮影だけは、物が小さいのでマクロレンズで撮影します。
ウェットフライをアクセサリーを立たせて写真を撮るように並べて立たせればカタログにも使えそうなインパクトのある釣り道具の写真になります。
季節の虫に合わせていろいろな形のフライがあり、渓流が禁漁の季節はさまざまなフライパターンのタイイングの写真撮影をしました。
自分で作ったフライで魚が釣れるとうれしさ倍増です。
写真撮影の流れ
1, ヒアリング、打ち合わせ
2, 企画、日程調整
3, 撮影
4, 編集
5, 納品
撮影依頼
撮影のご依頼の際には下記をわかる範囲でお伝えください。
お名前・会社名
日程
撮影人数
撮影スタイル(ロケーションorスタジオ)
撮影内容
・TOP
フライフィッシング 教室開催
フライフィッシング をやって見たいけど難しそう、どうしていいのかわからないと考えている人のために、フライフィッシング 教室を開催します。
7・8月に初級キャスティングの方法、中級フライの流し方、実践渓流を行います。
参加費は3000円で場所は東京・神奈川の近郊です。
お気軽にご予約ください。
ありがとうございます、 終了いたしました。